きみのいま(仮)

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色々あったけど幸せです

まず最初にこの「それでも朝は来る」シリーズは、決して私の不幸自慢をしたいとか、そういう意図で書いている訳ではないという事を、ご理解頂きたいです。


確かに世間から見たら、標準的な人生を歩いて来なかったのかもしれない。
私の生きて来たこれまでを知っている方から、人間失格と言われた事も何度かあるしね。


当時は沢山泣いたし、悔しい思いもしたし、愛情に飢えるどころか愛情って何?状態だったし、自己肯定感なんてものも皆無でした。
また、子供時代の経験の無さから、法律こそ犯していないものの、色々と失敗や他人へ迷惑をかけたりもしています。


それでも、手探りで生きて来た経験は、今の私の原動力になっているし、大きな財産にもなっています。


そして声を大にして伝えたいのは、今は誰ひとり恨んじゃいないということ。


虐待、虐め、DV。
どれも肯定する気は無いし、今でもやってはいけない事だと強く感じています。
しかしその思いと同時に、相手側の背景も考えた時に、そうならざるを得ない何かしらがあって、生きていくのが大変だったんだろうなということも感じます。


ぶつかり合う事があっても楽しい家族との思い出。楽しい学生時代の思い出や、七五三や成人式など人生イベントの思い出。
そんな人生を彩る数々の思い出とは無縁なところで生きて来た私。


子供を思わない親はいないと言うけど、本当に誰にも望まれずこの世界に来てしまった私。


家庭にも学校にもどこにも居場所がなく、独りぼっちでいつも寂しく、誰にも頼れず、生きている意味なんて全く分からなかった子供時代。
正直なところ、20歳になったら自分の手で人生の幕引きをするという目標が、唯一の生きる支えでしたしね。


そんな子供時代だったから、20歳で家出してからも友達の作り方もよく分からなかったし、生きていくうえでの知恵も持ち合わせていませんでした。


結婚したらしたで、幸せになるどころか、難病発病とDVという、最強で最難関の壁にぶつかって、こちら側とあちら側を2度程往復なんて経験もしました。
もうね、笑ってしまう程に色々とありました。


長年、高い壁や山を乗り越えてばかりの生活を送っていましたが、いま私は、現在の主人と猫との楽しい日々を過ごせております。
本当に、毎日とても幸せです。


だからこそ、私の土台を知って欲しいのです。


少しずつですが、私の歩いて来た道のりを話していこうと思います。